鳥取県経済同友会の東部地区例会が、鳥取市本町3丁目の鳥取商工会議所などで開かれ、鳥取大名誉教授の門田真知子さんが「因幡の白兎(しろうさぎ)神話」について講演。別の白兎神話が残る八頭町などを現地視察した。
門田さんは、古事記とは異なる八頭町郡家、大山町束積、鳥取市高草の3カ所の白兎にまつわる伝承を紹介。卯(う)年にちなんで伝承をPRし、地域活性化につなげようという動きを評価した。
このあと会員らは、白兎大明神が祭られている八頭町福本の白兎神社を視察。110年前に近くの成田山青龍寺(同町下門尾)に移築安置された同神社の社殿に残る「波ウサギ」の彫刻について門田さんが解説した。