柄や色合いを生かし洋服に 着物リメークの作品展

 着物を洋服に仕立て直した「着物リメーク」の作品を展示する「池信泰子 私のライフワーク リメイクを楽しむ!」が南部町福成のおちらと庵さえきで開かれている。24日まで(第1、3月曜と火曜定休)。

 着物リメーク教室を開いている琴浦町赤碕の池信泰子さん(75)が、使わなくなった着物をほどき、柄や色合いを調整しながらチュニックやワンピース、シャツなどの洋服に仕立て直した作品計24点を展示している。

 紬(つむぎ)や絣(かすり)など、もとになる着物の生地はさまざま。モス生地の参勤交代が描かれた生地に鮮やかな青色のボタンを合わせたワンピースや、大島紬を肩から斜めに縫い合わせたチュニックなど、独創的な作品もあり、来場者は見入っていた。

 池信さんは「着物も捨てられるよりは、洋服に変えることでよみがえる。作品を見て、リメークに興味を持ってもらえたら」と話していた。18日午後1時からは金継教室が開かれる。問い合わせは電話0859(66)2004。(高塚直人)

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