通報、安全確保対応を再確認 倉信で強盗想定訓練

 倉吉署は8日、倉吉信用金庫本店営業部(倉吉市昭和町1丁目)で、強盗を想定した訓練を行った。職員は警察への通報や客の安全確保、犯人の特徴と逃走車両を覚えるなど、それぞれの役割を確認した。

 訓練は、2人組の男が押し入った想定で実施。犯人役は大声で怒鳴ったり、拳銃を発砲したりして、業務に当たっていた職員8人を脅し、用意したかばんに現金を詰めるよう要求した。職員は数回にわたって現金を入れ直し、警察官が来るまでの時間を延ばすなど落ち着いて犯人に接し、通報を受けて駆け付けた署員に犯人の特徴などを伝えた。

 逃走車両を覚えることを担当した同営業部の福本啓悟さん(29)は「犯人役の大きな声に驚いた。追いかけて車両ナンバーを覚えたが、時間がたつとあやふやになり、メモを取るなどの対応が必要だった。いい経験になった」と話した。(吉浦雅子)

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