91歳、絵手紙300点 境港の森山さん作品展

 境港市竹内町の市老人福祉センターで、同市東雲町の森山光香さん(91)の絵手紙作品展が開かれ、味わい深い作品の数々が来館者の目を楽しませている。来年1月10日まで(12月29~1月3日は休館)。

 森山さんは71歳で絵手紙を始め、卒寿を過ぎた今も通信講座の受講を続ける。同センターでは7年ぶりとなる作品展で、これまで描きためた約300点を披露している。

 目覚まし時計の絵には「時よ ゆっくり回って」と老いの心境を添え、おいしそうなカボチャの絵には「ニュージーランド産 世界はひとつ」と書く。季節の風物や折々の気持ちが明るく、力強い作風で表現されている。

 森山さんは「描くことが心の糧になり、見ていただくことが励みになる。これからも楽しみながら描き続けたい」と話した。

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事