境港市竹内団地の水産物直売施設「大漁市場なかうら」の「がいな鬼太郎」石像（高さ７・７メートル、約９０トン）に２５日、社員が手作りした大きなしめ縄が取り付けられた。買い物客らを迎春ムードで迎えている。
鬼太郎像としては日本一の威容を誇る石像。しめ縄は、２０１０年から感謝の気持ちと新年が良い年になるように、との願いを込め飾られている。
社員がはしごに登って、鬼太郎像の首に長さ約８メートル、太さ約７０センチ、重さ約５０キロのしめ縄を取り付けた。しめ縄にはレプリカのカニも装飾。近くにある高さ約１・６メートルのねずみ男の石像にもしめ縄が飾られ、訪れた観光客らが早速、写真に収めていた。
吉川真一総支配人は「新型コロナが５類に移行し、団体客も戻ってきた。来年は人がもっと動き、境港全体が潤えば」と話した。２９、３０両日は午前１０時ごろから各日先着千人にかに汁が振る舞われる。
