月面想定、実践的な競技 ルナテラスでローバー学生全国大会 参加チーム、県が募集

 鳥取県は、来年3月22日に鳥取市浜坂の鳥取砂丘月面実証フィールド「ルナテラス」を会場に全国で初めて開催する月面探査車両(ローバー)学生全国大会の参加チーム募集を開始した。大会では、自立走行や資材の運搬など月面での活動を想定した実践的な競技を予定。県は「ルナテラスが宇宙開発分野の拠点として根付くきっかけにしたい」とし、未来の開発者となる学生らの参加を呼びかけている。

 大会は、高校や高専、大学生、大学院生で構成されるチームが対象。「エントリー部門」(募集21チーム)と、月面での実践的な活動を想定した高度な技術を競う「エキスパート部門」(同3チーム)のいずれかを選んで申し込む。

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