航海や漁業の女神「媽祖様」がつなぐ青森・長崎・台湾の縁

信仰の行列、水産物…異なる風土に伝わる共通項

  •  長崎市のランタンフェスティバルでの媽祖行列=2024年2月
  •  青森県弘前市の弘前公園に並んだ雪の灯籠=2016年2月
  •  1667年にジャワから伝来したと伝えられる長崎市・西山神社のザボンの木=2024年1月
  •  台湾の媽祖巡礼にならって始まった青森県大間町での「天妃様行列」=2024年7月(大間町観光協会提供)
  •  青森から職人を招いて始まった長崎県五島市のねぶた=2024年9月

 極寒の青森と温暖な長崎、亜熱帯の台湾をつなぐ共通項がある。中国南方や東南アジアなどにも広く伝わる航海や漁業の女神「媽祖(まそ)」への信仰だ。媽祖様の御利益か、青森県大間町のクロマグロは毎年、豊洲市場...

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