米子市にあるパッチワークキルト教室「Mrs.Potato」(高橋亮子代表)の作品展が29日、米子市美術館で始まった。会員ら36人が手がけたベッドカバーやバッグなど大小約150点を彩り豊かに展示している。12月3日まで。
2年に1度開催され、今年で16回目。丸太小屋を意味する「ログキャビン」など、基本パターンを生かしたキルト作品が中心に並ぶ。
会場には幾何学模様や動植物、裁縫道具などをデザインした力作がずらり。高橋代表の作品では、米子水鳥公園のコハクチョウの北帰行をイメージし、完成までに約半年かけた大作などがあり、来場者が目を凝らして繊細な技法に見入っていた。
高橋代表は「古来変わることない布の魅力や針仕事の楽しさをお伝えできれば」と話した。会期中はキルトのワークショップも開催している。
会場 | 米子市美術館 |
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