火災時の対処 園児が学ぶ みささこども園防火教室

 三朝町消防団は、同町のみささこども園で防火教室を開いた。火事や地震が起きた際の対処法などをイラストや動きを交えて子どもたちに伝え、災害に対する意識啓発を図った。

 防火教室は、幼少期からの正しい火の取り扱いや防火への心がけを養うとともに、消防団活動への理解を深めてもらおうと、春の全国火災予防運動に合わせて実施した。

 吉田秀幸団長は園児らに、「子どもたちだけで火を使わない。火事を見つけたらすぐ逃げる。周りの人に大きな声で知らせて」などと呼びかけた。団員らは、火災現場での正しい行動をイラストで紹介。「アライグマのように低くしゃがんで、口元を覆って」などと言って動物の動きをまねると、園児らも一緒にしゃがむなどして火災現場での対処法を学んだ。

 園児らは消防車の乗車も体験し、内田朝陽ちゃん(6)は「消防車や団員さんは格好良かった。火で遊ばないようにしたい」と話した。

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