山陰の自然美来場者を魅了 境港・竹内さん写真展

 日本風景写真協会員、竹内毅さん(66)=境港市外江町=の写真展「心の記憶Ⅱ」が、同市花町の海とくらしの史料館で開かれ、山陰の自然美を捉えた作品が来場者の目を引いている。20日まで。

 竹内さんは約15年前、大山で見た景色の美しさに感動し、風景写真を撮るようになった。紙に印刷するまでが作品作りと考え、「局紙」と呼ばれる越前和紙を使って仕上げている。

 2年前から撮りためた27点を展示。大山町の門野池を写した作品は雪景色の初冬、紅葉が鮮やかな秋、新緑の初夏の3種類あり、季節の移ろいを感じさせる。琴浦町の海岸で撮影した作品は、スローシャッターで波がぶつかり合う様子を表現。作品を6分割して展示する手法も取り入れた。

 竹内さんは「いろんな場所に足を運び、どこをどう撮れば伝わるか考えながら撮影している。現場の雰囲気を感じ取ってもらえれば」と話した。

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