多彩な色や香り 楽しむ 開設10周年、こばやしバラ園 一番花が見頃

 米子市別所の「こばやしバラ園」で一番花が見頃を迎えた。無料開放されている園は開設10周年の春を迎え、愛好家にとってすっかりおなじみの場所に。多彩な色や香りを楽しむ人でにぎわっている。

 元高校長で米子バラ会会長の小林徳成さん(86)=同市博労町4丁目=が、妻の美智子さん(82)と共に2014年に手作りで開園した。約20アールの敷地に約100種400本のバラを育てている。

 鮮やかな赤が目を引く「シンパシー」、淡いピンクが特徴の「マチルダ」、純白のかれんな「スノーホワイト」などが咲きそろう。徳成さんは「10年間こつこつ育ててきた。愛着を持っていただく方が増え、ありがたい」と喜ぶ。

 園は大山を望む絶好のロケーション。江府町江尾から訪れた川上淑子さんは「花も景観も素晴らしい。園内の丁寧な手入れに脱帽です」と話した。

 同市福市の国道181号から永江団地に入り、郵便局のある交差点を左折して団地を抜けると案内看板がある。

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