がれきの上に立つ血だらけの母、大八車に山積みの遺体…「初めて、絵を描くことが苦しかった」

福岡の美術学生がヒロシマとナガサキに向き合って抱いた平和への願い

  •  被爆者の体験を基に大学生が制作した絵画=2024年7月、福岡市
  •  広島で被爆した森律子さんの体験を基に絵画を制作する浦川結衣さん=2024年6月、福岡市
  •  被爆者の体験を基に絵画を制作する松野美月さん=2024年6月、福岡市
  •  被爆者の体験を基に絵画を制作する東陽音さん=6月、福岡市
  •  完成した絵画を手にする(左から)松野美月さん、釜崎照子さん、東陽音さん、松本隆さん、浦川結衣さん、森律子さん=7月、福岡市

 広島、長崎で原爆に遭い生き残った人々がつくった最大の組織、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)が今年のノーベル平和賞受賞者に選ばれた。時に痛ましい傷痕を見せながら、核兵器がつくり出した「地獄」を証言...

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