琴浦町浦安の大谷酒造の「鷹勇 大吟醸」が、本年度の広島国税局清酒鑑評会の吟醸部門で優等賞を受賞した。同社の大谷修子社長は「2年連続で受賞できて大変光栄」と受賞を喜んだ。
同鑑評会は中国5県の酒蔵を対象に「吟醸酒部門」「純米酒部門」「燗酒(かんざけ)部門」の3部門で行われ、審査員が利き酒によって審査。吟醸酒部門には62点の出品があり、24点が優等賞に選ばれた。同社の受賞は昨年に続いて2回目。鳥取県内からは米子市夜見町の稲田本店の「稲田姫」も同部門で優等賞を受賞した。
広島合同庁舎で表彰式があり、大谷社長は「酒米作りの農家や酒造りの蔵人などに協力してもらった成果。伝統的酒造りの技術を研さんし、心に残る日本酒を造り続けたい」と話した。