“鳥取旅”に活用して 県営Wi―Fiリニューアル 利便性と安全面向上

 鳥取県は県営Wi―Fiをリニューアルする。利便性と安全面が向上する国際的認証規格「オープンローミング」を採用した「トットリ フリー Wi-Fi」へ、順次切り替えていく。都道府県単位での導入は全国3例目。

 新しい県営Wi―Fiは、県内の県営施設や主要観光地など利用可能なエリアに設置されている専用ステッカーのQRコードを読み込み、プロファイル(証明書)をダウンロードすると、利用できる。同規格のWi―Fiを採用している地域であれば自動接続され、時間無制限で使用できる。通信は暗号化され、安全面も保証される。現在、全世界100万スポットで利用可能だという。

 1月27日から、鳥取砂丘(鳥取市)▽鳥取砂丘コナン空港(同)▽浦富海岸(岩美町)▽氷ノ山自然ふれあい館響の森(若桜町)―など9エリアで利用が始まった。白壁土蔵群(倉吉市)▽米子コンベンションセンター(米子市)▽水木しげるロード(境港市)―など22エリアも3月末までに順次利用を開始する。

 県デジタル局の下田耕作局長は「県外からの観光客をはじめ県民にも利用してもらい、安全で快適な“鳥取旅”を楽しんでもらいたい」と話した。

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