カフェ商品や工芸品 “らしい”4種新登場 町ふるさと納税返礼品 若鉄の列車缶を活用

 若桜町は6月から、ふるさと納税の返礼品に町内事業者とコラボした新たな商品を加えた。若桜鉄道が今春から販売を開始した観光列車「昭和号」のクッキー缶をベースに、町内カフェのオリジナル商品や伝統的な工芸品を封入した限定品。町らしさを詰め込んだ品で町の特色や魅力を発信する。

 若桜鉄道のPR事業として、駅舎や列車のデザインを手がけた水戸岡鋭治氏に町が制作を依頼した“列車缶”を活用。4月ごろから特産品や工芸品を扱う店や町内の飲食店などから参入希望を募り、今回は4事業者が手を挙げた。

 商品は、町内の二つの事業者が共同で立ち上げた「Etsuko Murao」のドリップコーヒーととち餅▽わかさカフェretoroのブレンドコーヒー豆▽ギャラリーカフェふくのブレンドコーヒー豆▽小林挽物店の菓子器や七味入れ(全5種)-の4種類。5千~1万5千円の寄付額が対象で、店ごとに味わいの異なるコーヒーや、県伝統工芸師による美しい木工品を楽しめる。

 参入事業者の募集は今後も続けていく予定で、さらに種類を増やしていくという。既に手を挙げている事業者もあり、企画政策課は「今後も若桜町の特色をPRできる返礼品を展開したい」と話した。

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