八頭町観光協会主催の「ハロウィン列車」が、若桜鉄道観光列車を貸し切って運行され、午前と午後の部合わせて17組50人が参加した。それぞれ思い思いのコスチュームを着込んだ家族連れらは、列車内でクイズや手作りのジャックオーランタンを楽しんだ。
若桜駅で、スパイダーマンやハリー・ポッターなどにふんした参加者らを乗せた列車は、「ハッピー・ハロウィーン」の合図で出発。列車内では、同町内で収穫されたリンゴや柿に目や口のシールを貼って、かわいいジャックオーランタンを作った。
デコレーションされた独特な列車内では、正解したらお菓子をもらえるクイズ大会などで大盛り上がり。途中下車した因幡船岡駅では、じゃんけん大会や写真を撮るなど和やかに秋のひとときを楽しんだ。
町内から参加した植木智恵さん(36)、まりあさん(10)は「この日を楽しみにしていた。たまにしか乗らないので、こういう機会に若桜鉄道に乗られてよかった」と満足そうに話していた。