境港市渡町の渡小体育館で22日、「3世代交流もちつき大会」があり、渡地区の子どもから高齢者までの約150人が餅つきを楽しんだ。
伝統行事を地域の子どもたちに体験してもらおうと、渡OYAJIの会(松本吉平会長)が毎年、渡地区の社会福祉協議会と青少年育成部会の協力で年末に開いている。
60キロのもち米と3台の臼が用意され、子どもたちが大人に手伝ってもらいながら「よいしょ、よいしょ」のかけ声に合わせてきねを振り上げた。つき上がると、あんこ餅やきな粉餅などにして舌鼓を打った。
松本会長は「餅つきを通して子どもたちとの交流が深まり、地域の盛り上げにつながれば」と話した。