迎春にふさわしい図柄の掛け軸を集めた展示販売会が２５日、米子市角盤町のＪＵ米子高島屋・４階美術サロンで始まった。花鳥図や山水画など多彩な約６０点が豪華に並ぶ中、多くの来場者が一足早く新春ムードを体感している。来年１月６日まで。
会場には、中川幸彦氏が手がけた「紅白梅」「赤富士」や小山田典彦氏の「雪中紅椿（つばき）」、出口華凰氏の「椿」など春をことほぐ秀作の数々が並び、壁一面をひときわ華やかに飾っている。壮大な風景を描いた水墨画も並び、通年で掲げることができるとあって人気を集めている。
担当者は「玄関先に掛けられる小さな掛け軸もあり、床の間以外でも使っていただきたい」と話した。午前１０時～午後６時。
