第15回ふるさと昔ばなし「音楽と映像で楽しむおはなし会」(日本海新聞三朝販売所、みささ語り部の会主催)が19日、三朝町総合文化ホールで開かれ、三朝温泉発見伝説のドラマリーディングや講談風の語り、地元の昔話などが上演される。出演者は本番に向け、熱のこもった練習を重ねている。
日本海新聞販売店による地域貢献事業の一環で、地元販売店と地域団体との共催。町制70周年を記念する祝賀事業でもあり、地域を盛り上げる。
イベントは4部構成。第1部は県中部の劇団「劇創西社OHKUS」作の脚本で、三朝温泉発見の白狼伝説にちなんだドラマリーディング「三朝温泉物語」を上演。第2部は同会の谷本ホヅミ会長作で、三朝温泉を発見した大久保左馬之祐のその後を描いたフィクションを講談風に語る。
第3部は同町を拠点に県中部で活動するRYU&HIROSのギターとオカリナ演奏。第4部の「ふるさと昔話」では、「あ~ら!みてたのね」「ほれ薬」など7作品を披露する。
谷本会長は「地元の民話や昔話を掘り起こそうと活動している。ぜひ来場してほしい」と呼びかけた。
◇イベントは19日午後1時半から。入場無料。問い合わせは電話090(1350)3673。