学校勤務の不安払拭へ 県教委 カフェで免許所有者相談

 県内公立学校で働きたい教員免許所有者を対象にしたイベント「教職エンカウンターcafe」が30日、鳥取市尚徳町のカフェ「アートプレイスすなば珈琲」で開かれた。男女3人が参加し、学校現場の様子を聞いたり、勤務について相談したりして、実際に働くイメージを膨らませた。

 教員免許を持っているが学校での勤務経験がなかったり、しばらく現場から離れたりしている人などが対象。カフェで会話を楽しみながら学校勤務に対する不安感を取り除いてもらおうと、県教委教育人材開発課が主催した。

 この日は、昨年度まで中学校教諭だった県教委の職員が、県が取り組む公立小学校の少人数学級化や小学校の教科担任制の推進など現在の学校の様子について説明した。その後参加者が、長期休暇中の出勤についてなど、勤務形態について具体的な質問をした。

 同課の坂井啓介管理主事は「学校の人材確保が課題。鳥取の子どもたちのため、少しでも手伝っていただけるとありがたい」と話した。

 31日には、cafe SOURCE MID(倉吉市上井町2丁目)とルポルト(米子市末広町)で開かれる。いずれも午前11時から。

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