琴ノ若関の大関昇進祝う 琴桜の出身校・倉吉農業高がコメなど贈る

 倉吉市出身の大相撲第53代横綱・琴桜の孫、琴ノ若関(26)=本名鎌谷将且、佐渡ケ嶽部屋=の大関昇進を祝い、琴桜の出身校の倉吉農業高は20日、生徒が育てたコメなどを同部屋に贈った。

 寄贈したのは、「全国農業高校お米甲子園」で特別優秀賞に輝いた「縁結び」1俵と、県産オリジナルブランド米「星空舞」2俵、地元企業と共同開発したイノシシ肉を使ったレトルトカレー90食分。

 同校で贈呈式があり、嶋本珠琴生徒会長(17)が同部屋の地元後援会「鳥取県桜友会」の竹尾征二事務局長に目録を手渡した。嶋本生徒会長は「3月の大阪場所で優勝できるよう、生徒全員で応援する」と激励。竹尾事務局長は「手塩にかけて育てたコメ。部屋の力士一人一人に食べてもらえるよう、しっかり届ける」と謝辞を述べた。

 琴桜は1958年、同校に入学。相撲部の助っ人として出場した全国大会などでの活躍が関係者の目に留まり、2年生の途中で退学して角界入りした。

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