ペットの災害対策 日頃からの備え重要 2月22日は猫の日

同伴できる避難所確認 ケージに慣れる訓練も

  • ペットと同行避難するには、日頃からキャリーバッグやケージに慣れさせておくことも重要(猫じゃらし提供)

 ニャン・ニャン・ニャン―。猫の鳴き声の語呂合わせで、2月22日は猫の日に制定されている。猫の日には「猫と一緒に暮らせる幸せに感謝」との思いが込められているように、今やペットは「大切な家族」の一員。いつ起こるか分からない災害時にペットと安全に過ごすためには、避難所の把握など日頃の備えが重要だ。

 環境省は2018年にまとめた「人とペットの災害対策ガイドライン」で、飼い主の心のケアなどの観点から、ペットと一緒に安全な避難所まで移動する「同行避難」を推奨。鳥取県では、実情に合わせて各市町村ごとに対応している。

 米子市は避難所でのペットの生活空間は原則、屋外に設定。担当者は「避難所にはいろんな方が集まるので、動物アレルギーなどを考慮する必要がある。清掃の面でも負担は大きい」と屋内避難の難しさを語る。

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