生け花と音楽のコラボ 未生流米子支部100周年記念花展 会員・山城さん ピアノ五重奏演奏

 華道の未生流米子支部の100周年記念花展が4月27、28両日、米子コンベンションセンターで開かれる。28日には米子市在住のピアニスト・山城裕子さんとドイツの弦楽器奏者による「祝宴」と銘打ったコンサートがあり、生け花とクラシックのコラボレーションを届ける。

 花展には米子支部の全会員36人が出品。ホワイエの入り口付近に大作の迎え花を配し、伝統的な格花や新花を織り交ぜて広い空間を生かす。27日午前11時からは家元・肥原慶甫氏が山城さんのピアノをバックにパフォーマンスを披露する。

 コンサートは28日午後1時から。米子支部会員でもある山城さんはドイツの弦楽器奏者4人と共演し、シューベルトのピアノ五重奏「鱒(ます)」をメインに演奏。「『鱒』はお祝いにふさわしい曲。優れた演奏者と共に未生流の発展に願いを込めて演奏したい」と話す。

 入場料は花展のみは両日とも500円。コンサート(花展含む)は5千円。高校生以下はいずれも無料。問い合わせは電話0859(29)5912、ヤマヨ企画。

 ◇コンサートチケットを読者2人にプレゼント。希望者は、はがきに住所、氏名、年齢、電話番号を記入し、〒683-8520(住所不要)新日本海新聞社西部本社「未生流コンサート係」へ。応募締め切りは4月10日。当選者の発表は発送をもって代える。

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