家族で楽しめる音楽と絵本のステージイベント「けんぶんファミリーコンサート」が、鳥取市のとりぎん文化会館で開かれた。約６０人の親子連れが美しい歌と音色に聞き入り、県立図書館の職員による絵本の読み聞かせも堪能した。
地域に親しまれる施設を目指し、同会館が企画する「アートスクエア夢空間」の一環。県内外で活躍する鳥取県出身のアーティストら６人が出演した。綿口裕美子さんのピアノ演奏に合わせて、ソプラノ歌手の中原美幸さんが声量感たっぷりな歌声を響かせた。
軽やかな打楽器、フルート、バイオリンの奏者も登場。「ドレミの歌」「どんな色がすき」などの演奏が始まると、子どもたちは笑顔で手をたたいて体を揺らしたり歌ったりしていた。
「３匹のこぶた」では、ストーリーと演奏を交えて披露された。はまべゆかりさんの優しい語りと場面ごとの臨場感あふれる音楽に、子どもたちは熱心に耳を傾けていた。
