おいしく食品ロス削減 おからスープや酒かすクリーム・・・ 県内事業所副産物で商品試作

  • 「楽しく食べて食品ロスを削減を」。それぞれが手がけた商品を手にする研究員たち=12日、米子コンベンションセンター

 食品加工の過程で捨てられるものを付加価値の高い商品に生まれ変わらせる「アップサイクル」を進めようと、鳥取県産業技術センター食品開発研究所(境港市中野町)の女性研究員たちが商品サンプルの企画開発に取り組んでいる。研究する技術を生かし、県内の事業所などで生まれる副産物を利用した新たな食品を創作。まだ食べられる食品を捨てる「食品ロス」を減らす試みとして、企業などに活用をアピールする。

 12日に米子市で開かれた同センター主催のセミナーには、本年度に開発された5品が披露された。いずれも酒かすやおから、食用に回らない未利用魚などが原料となっている。

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