患者への投与記録解読へ

戦時中に治験、9人死亡 熊本のハンセン病療養所

  •  取材に応じる国立ハンセン病療養所菊池恵楓園の境恵祐園長=1月、熊本県合志市
  •  共同通信記者に開示された資料の複写。「虹波研究報告」と記されている
  •  共同通信記者に開示された1943年の報告書の複写。当時、菊池恵楓園の園長だった宮崎松記氏の名前が記されている
  •  共同通信記者に開示された資料の複写。「虹波ニ依ル治療経過中死亡シタル症例ハ9例」と、9人が死亡したことが記されている
  •  共同通信記者に開示された資料の複写。「虹波ニ依ル治療経過中死亡シタル症例ハ9例」と、9人が死亡したことが記されている

 国内最多の約130人が入所する国立ハンセン病療養所菊池恵楓園(熊本県合志市)で戦時中から戦後にかけて、ハンセン病患者に「虹波(こうは)」と呼ばれる薬を投与する治験が行われ、9人が死亡したことなどを記...

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