台湾東部沖で3日午前に発生したマグニチュード7を超える地震で、鳥取県と友好交流協定を結んでいる台中市などでも大きな揺れを観測した。交流を予定する団体などでは、不安を募らせながら情報収集を急いでいる。
鳥取県交流推進課は台中市への連絡を基に状況を確認した。「震源地と離れており、現在のところ大きな被害や支援要請はないようだ。今後も情報収集に努める」として事態の推移を見守る。
鳥取砂丘コナン空港には4、8両日、台湾チャーター便が到着予定だが、県国際観光・万博課は「台湾北部の桃園国際空港を利用するため、現時点で運航に影響はない」とした。