伯耆古代の丘公園(米子市淀江町福岡)は、公園スタッフが園内の見どころを紹介するイベント「お花見ウオーク」を行っている。参加者は、ソメイヨシノなどの花を眺めながら園内を堪能している。
同公園は7月を中心に39種類のハスが咲く公園として知られる。ハスだけでなく、季節を通じて自然が楽しめることを広く知ってもらおうと、昨年に続いて企画した。
3月31日は16人が参加した。ガイドを務めた藤原幹人副園長(62)は、園内で花をつけた地植えのクリスマスローズやヤマザクラ、スミレ、アセビなどを紹介しながら「園内では必ず何かの花が咲いています」と解説。山陰でも珍しい木造3階建てのアスレチック遊具があり、国史跡・向山古墳群に抱かれ恵まれた環境にある入園無料の施設だとして来場を呼びかけた。
初めて訪れたという北栄町亀谷の山口清江さん(55)は「四季折々で花が楽しめそう。フジが咲くころにまた来たい」と話した。
◇同ウオークは7日までで、毎日午前10時半から。参加費100円(茶、菓子付き)。