パリへ抱負、後輩が激励 五輪内定のローイング古田選手 母校・米子工高を表敬

 ローイング男子軽量級ダブルスカルでパリ五輪出場が内定した古田直輝選手(27)=NTT東日本=が2日、母校の米子工業高(米子市博労町4丁目、松川明義校長)を表敬訪問した。大勢の生徒と教職員が歓待し、先輩の快挙をたたえた。

 古田選手は体育館に集まった生徒約450人の大きな拍手に迎えられ登壇。在校当時の懐かしい思い出を振り返りながら「スポーツに限らず、一つでも熱中できるものがあれば大きな力となる」と伝え、「パリ五輪で精いっぱい頑張りますので応援をお願いします」と力強く決意を述べた。

 古巣のボート部の宇田悠生主将が「古田先輩の姿は現役部員の目標」と激励し、生徒会長の小林夏希さんが花束を贈った。

 松川校長は古田選手の在校中も含めた数々の戦歴と成績を紹介。「世界で活躍する先輩の姿は大きな励み。鳥取からみんなで応援してほしい」と生徒に呼びかけた。

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