南部町の体験的学習活動等休業日に合わせた「スーパーゴールデンウイーク事業」が2日、キナルなんぶ(同町法勝寺)と宮前隣保館(同町宮前)であった。学校が休みになった小中学生が大勢参加し、地域の大人と関わりながら工作体験やバルーンアートなどを楽しんだ。
子どもたちに体験的活動を通して主体性や協働性を身に付けてもらおうと町教委が企画。地域全体で子どもを育てる機会にと、町の高校生サークル「with you 翼」や青年団「へんtoつくり」のメンバーもスタッフとして参加した。
キナルなんぶでは木工作体験とバルーンアート、つかめる水作りの三つの体験コーナーを設けた。木工作体験では、子どもたちが好きな形に切ったり削ったりした端材をスパンコールやビーズで飾り付け。高校生や青年団員の助けを借りながら、オリジナルのキーホルダーやマグネットを完成させた。
キーホルダー作りに挑戦した法勝寺中1年の大塚光さん(12)は「分からないこともあったけれど、高校生や友達に教えてもらって楽しく作ることができた」と笑顔で話した。