特産の梨をPRしようと、鳥取商工会議所女性会は17日、JR鳥取駅北口に植えられた二十世紀梨の袋かけ作業を行った。メンバーら約10人が約600個の梨の実に丁寧に袋をかけた。
駅前の梨の木は、同会議所が鳥取の梨をPRしようと、2010年に植樹。同会は毎年、春の袋かけと秋の収穫を行っており、鳥取駅前の風物詩となっている。
この日は青空の下、メンバーらが葉をかき分けながら、直径2センチほどの実に手際よく袋をかけた。通りかかった市民や観光客は、作業を興味深そうに見守っていた。
木を管理する造園業者によると、今年の実の大きさは例年並みという。徳田和子会長(70)は「気持ちよく作業ができた。おいしく育ってほしい」と話した。