言葉の壁越え友達に 韓国・高校生と異文化交流 倉吉総産高

 幅広い視野を持った国際人材の育成に取り組む倉吉総産高(倉吉市)は23日、交流のある韓国・江原特別自治道春川(チュンチョン)市の聖修(ソンス)女子高の訪問団を迎え入れた。両校の生徒らは授業やレクリエーションを通して、異文化交流を楽しんだ。

 両校は2005年度から交流しており、隔年で相互に訪問。日本での滞在期間中、聖修女子高の生徒は倉吉総産高の生徒の家にホームステイし、日本の家庭や学校文化、鳥取県の魅力を学んだ。

 この日、倉吉総産高を訪れた聖修女子高の生徒7人を全校生徒で歓迎し、英語や体育などの授業を一緒に受けた。ハングルの授業では互いに韓国語で自己紹介し、好きなドラマやアイドルを教え合うなどして盛り上がった。

 古珉瑩(ギルミンヨン)さん(18)は「日本人の友達ができてうれしい。授業も面白い」と満喫している様子。デザイン科3年の石賀理子さん(17)は「言語の壁があって初めはコミュニケーションに手こずったけど、晩ご飯を一緒に作ったりして楽しい時間を過ごせている」と笑顔で話した。

 同訪問団は24日から鳥取砂丘など県内観光地を巡り、26日に帰国した。

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