家計と命を守る エアコン使用ひと工夫 節電しながら夏乗り切る

  • 近年のエアコンの自動運転は効率的と話す家電製品総合アドバイザーの山本さん=28日、鳥取市古海のケーズデンキ鳥取本店

 あらゆる物価が高騰する中、エアコン使用のハイシーズンを前に電気料金の上昇が続いている。今年の夏も昨年並みの猛暑が予想され、家計と命を守るため、節電に配慮した賢いエアコンの使い方が求められる。

 電気料金は、再生可能エネルギーの普及に向けて料金に上乗せされている賦課金の引き上げで5月請求分から高くなっているのに加え、電気・ガスの激変緩和対策による値引きも6月請求分で半減、7月請求分で終了する。中国電力の一般的な契約での平均家庭の7月請求額は、前年同月を14%以上上回る見込みだ。

 一方、家庭では梅雨から夏にかけてエアコンを稼働させる機会が増える。ケーズデンキ鳥取本店(鳥取市古海)の家電製品総合アドバイザー、山本卓さんは「冬場はストーブに頼りがちだが、エアコンがきちんと稼働するか、暑さが本格化する前の今のうちに確認してほしい」と促す。

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