世界に一つの日傘 ミシンアート紡で教室 眠っていた着物リメーク

 鳥取市二階町1丁目で洋裁教室などを手がける「ミシンアート紡」は3日、使わなくなった着物などを素材にした日傘作りの教室を同所で開催した。参加者は持ち込んだ生地を新たな用途に生まれ変わらせ、使う日を楽しみにしていた。

 加藤洋子代表(73)が物を大事にし、今の生活様式に合わせた着物の再利用を提案しようと初めて開いた。

 参加者は持ち込んだ着物やかすりの生地を裁断し、ミシンを使って丁寧に縫った。糸がほつれたり、縫う場所を間違えたりするハプニングもあったが、参加者らは約2時間かけて和やかに作業し、世界に一つの日傘を完成させた。

 参加者の矢木まり子さん(68)=同市湖山町南3丁目=は、実家で眠っていた着物など2種類を使い「とてもいいものができた。来週の友人との食事会で自慢したい」と喜んでいた。

 日傘作り教室は14日にも行う。

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