夏の快適スタイルに 大山トム・ソーヤ牧場 アルパカ毛刈り

 夏本番を前に、米子市岡成の大山トム・ソーヤ牧場で6日、アルパカの毛刈りが行われた。2歳雌の「つきみ」と7歳雄の「あられ」が毛をカットされ、スマートな姿に変身した。

 南米の標高4千メートル級の高地に生息するアルパカにとって、夏の暑さは大敵。涼しく快適に過ごしてもらおうと、同牧場では毎年同時期に毛刈りを行っている。

 つきみは頭や足、尻尾の部分にふわふわの毛を残す“トイプードル風”にカット。同園のスタッフ5人が約1時間かけて動物用のバリカンやはさみで手際よく毛を刈り、細部まで整えてかわいらしく仕上げた。

 あられは頭の部分の毛を残す“イケオジ風”にカットした。刈り取られた毛は島根県や広島県の手芸作家らに譲渡され、ニット帽やマフラーなどに生まれ変わる予定。

 同園の山内悠太マネージャーは「ふれあい体験もあるので、刈りたての夏のアルパカの手触りを知ってもらえれば」と話した。(平塚千遼)

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