窓キャンバスに「水」中心に表現 倉吉でシルクスクリーン展

 メッシュ状の版にインクを落として印刷する「シルクスクリーン」技法を用いて版画作品を制作している岡山県倉敷市の美術作家、中桐聡美さん(28)の個展「風を通す」が6日、倉吉市秋喜のアート格納庫Mで始まった。窓をキャンバスに仕立てた独特な作品が来館者の目を引いている。9月1日まで。

 中桐さんは「水」をモチーフにした作品を中心に手がけており、館内には湯梨浜町のハワイ海水浴場と瀬戸内の海を捉えた風景写真を窓ガラス上に転写した作品など25点が並ぶ。中桐さんは「ガラスの上に表現された身近な風景を通じて非日常に浸ってほしい」と来場を呼びかけている。

 7日午後2時から、中桐さんと鳥取県立美術館の尾崎信一郎館長によるオープニングトークがある。開館時間は午前10~午後5時。火、水曜日休館。入館料は大人千円、学生800円(鳥取県内在住者は200円引き。中学生以下無料)。

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