南米発の「Q―POP」、先住民のケチュア語で歌う

世代超えてルーツ発見、「境界から」㉞ペルー

  •  ペルー・クスコ
  •  アンデス音楽の歌手でもある母ヨランダ(左)とリマの自宅でくつろぐレーニン。幼い頃からケチュア語と音楽に囲まれて育った=2024年5月(撮影・吉村敬介、共同)
  •  ペルーの古都クスコの劇場で行われたコンサートで踊るレーニン(右)。ダンサーのジュリッサはケチュア語を通じて母と新たなつながりを見いだした=2024年5月(撮影・ウィリアム・ブストス、共同)

 「自由の歌を歌いながらみんなが集まる。恐れるものなどない。消し去ろうとしたって無理さ」―。ほっそりとした黒髪の青年がマイクを手に熱唱しながら、2人のダンサーとステップを踏む。ポーズを決めると、コンサ...

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