別れ惜しみ大勢来場 コナン迷路 12年の歴史に幕

 コナンに会えるまち・北栄町で14日、同町由良宿の出会いの広場にある人気観光名所「名探偵コナン巨大迷路」の閉幕イベントがあり、大勢のファンや家族連れらが訪れた。会場にはコナン君も登場してじゃんけん大会や記念撮影などで盛り上がり、12年の歴史に幕を下ろした。

 最終日となったこの日は約900人が来場した。来場者は最後の迷路に挑戦したほか、コナン君と一緒にじゃんけん大会や記念撮影などを行って別れを惜しんだ。

 閉幕式には、コナン君や名探偵コナンの原作者で同町出身の青山剛昌さんの父泰陸さんらが出席。手嶋俊樹町長は「迷路をかわいがってもらってありがとうございました」と感謝した。

 コナン迷路は、2012年に県内で開かれた「国際まんが博」を盛り上げようと、県が設置。13年に同町が引き継ぎ、町観光協会が運営していた。17年に施設の老朽化で一度は閉鎖になったが、18年に再開。これまでに延べ約23万人が来場した。

 2027年には、同所に青山剛昌ふるさと館の新築移転が計画されている。京都市山科区の会社員、米沢舞香さん(37)と長男慧風さん(6)は初めて来場したといい、「コナン迷路が閉鎖されると聞いて、訪れた。新しい青山剛昌ふるさと館にも来てみたい」と話した。

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