鳥取県と韓国・江原特別自治道の友好提携30周年を記念した「日韓交流シンポジウム」が9日、米子市内で開かれた。両自治体の大学生19人がグループワークの成果を発表。今後の交流や若者が活躍できる地域づくり、観光資源を生かしたインバウンド(訪日客)戦略について、平井伸治県知事や金鎮台(キムジンテ)道知事らに向けて若者目線から提案した。
大学生同士の交流は、若者が活躍できる社会を共に目指そうと企画。鳥取県からは鳥取大と鳥取環境大の学生10人、江原特別自治道からは翰林(ハンリム)大と江原大の学生9人が参加し、7、11月に互いを訪問してグループワークに取り組んだ成果を発表した。