「子どもがつくる子どもの会社」をコンセプトとして、日吉津村の子どもや保護者が立ち上げた「Potato Kids(ポテトキッズ)」。村内で耕作放棄地を活用した農業や子ども食堂の運営などに取り組み、地域活性化に貢献するとともに、子どもたちが多様な“仕事”に挑戦できる居場所となっている。
立ち上げのきっかけは、学校に行きづらい子どもの居場所が村内に少なかったこと。子どもたちが学校外でも友達とつながり、多様な体験をしながら社会で必要な力を身につけられる場になればと、2022年に発足した。村内の園児から中学生までの子ども約30人と保護者がメンバーとなっている。