コケ栽培、ともに成長 障害者雇用の鳥取ファーム 商品化も やりがいを自信に

  • 室内栽培用のボックスの中で10種のコケが栽培されている=19日、鳥取市扇町の鳥取ファーム

 JR鳥取駅南口正面のオフィスビルに、黒い箱状のテントが設置された一室がある。障害者や子育て世帯など多様な人材を多く雇用するOSBS(東京都)の鳥取ファーム(鳥取市扇町)で、テントの中で「コケ」を栽培するだけでなく、コケを使ったインテリアの制作も手がけ、障害のある従業員らもやりがいや喜びを見いだしながら仕事と向き合っている。

 OSBSは製造業人材派遣大手のアウトソーシング(東京都)の特例子会社で、全国の拠点でグループ会社の事務業務などを請け負う。鳥取県内では鳥取市内と八頭町内に拠点を構えて業務を行うほか、ファームではコケを中心に野菜や原木しいたけなどの栽培に取り組む。

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