市報配布、デジタル活用 倉吉最大の世帯数、福庭自治公民館

  • 配布物の仕分け作業など負担が大きいことを理由に役員になることを敬遠する住民が増えている=倉吉市福庭の福庭自治公民館

 地域で生活する上で避けて通れないのが、自治会や町内会の役員業務。最近は仕事と両立することへの負担感から、人材確保が困難になっている。倉吉市内で最大世帯数を抱える自治会の福庭自治公民館は、負担が大きいとされる配布物を削減するため、デジタル活用にかじを切った。地域の担い手不足の解決策となるのか、取り組みが注目される。

 「多い時は10種類程度、5~6千枚の資料を数える」。同自治公民館で総務部長を務める60代男性は、積み上げられた市報の山を前にため息をつく。

残り 825 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事