倉吉市のバッグメーカー「バルコス」(山本敬社長)の初売りフェアが2日、同市中江の本店ショールームで始まった。新作のバッグや福袋などを求める来店者でにぎわっている。
バッグや財布など3点を詰め込んだ毎年恒例の福袋や、紛失してもスマートフォンで所在を確認できるチップ入りの財布やポシェットの新作「リトルノ」シリーズなど約650点を展示販売。来店客は気になる商品を直接手に取って品定めしていた。福袋の取り扱いには期限を設けず、品切れになるまで販売を続ける。
両親と三朝温泉旅行の途中に立ち寄ったという、東京都大田区の会社員、他村恵美子さん(29)は、購入した革製の財布を手に「心機一転、今年も頑張ろうという気持ちになれる」と、うれしそうに話した。