鳥取に「ことばとこころの支援室にしまち」が開所

 子どもの育ちを支援する「ことばとこころの支援室にしまち」(社会福祉法人こうほうえん運営)が14日、鳥取市西町5丁目に開所した。

 子どもの発達障害などの課題をより包括・長期的に支援しようと開設。0歳~未就学児の「児童発達支援」、小学生から18歳未満が対象の「放課後等デイサービス」、支援員が保育施設などを訪問し集団生活の適応を支援する「保育所等訪問支援」の3事業を行う。

 スタッフに言語聴覚士を置き、言葉やコミュニケーションを中心とした発達支援に特化。作業療法士、教育経験者、保育士など専門職も配置している。約1時間の個別療育や小集団での指導も特徴で個人に合ったプログラムを組んでいく。

 施設は木造2階建て、延床面積約170平方メートル。相談室と三つの訓練室を備える。利用には自治体が発行する児童通所受給者証が必要。初回相談は無料。森田愛室長は「個々の子どもが自分らしく伸び伸びと育つサポートをしていきたい。気軽に相談を」と話している。

 開設時間は午前10時~午後6時。日・月曜休み。問い合わせは電話090(4899)1160。

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