県内作家の力作展示 県美術家協会作品展開幕 米子

 「第29回鳥取県美術家協会作品展」が18日、米子市美術館で開幕した。油彩や水彩による洋画や日本画など計53点の力作が展示され、来館者は1点ずつ足を止めて見入っている。26日まで。

 穐山つや子さん(鳥取市)の「瑞風の停(と)まる駅」は、JR山陰線東浜駅に設置された“瑞風カラー”の緑色のポストが描かれ、国野愛蘭さん(大山町)の「光薫る」は、ブナの森が柔らかな光に包まれる様子が表現されている。

 作品展は県内3地区を巡回し、年1回開催。これまでは20~30号サイズの作品だけだったが、今展から100号サイズまで展示している。同協会の中野勝喜理事は「全国公募展に出展する人まで、県の美術界をけん引する作家の作品を楽しめる」と話した。

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事