小中学校向けの新聞活用学習支援サイト「日本海新聞forスタディ」を使った出前授業が21日、新温泉町栃谷の浜坂南小(株本和則校長)で行われた。4年生9人が新聞について学び、同サイトの「クミハン」機能を使用したオリジナルの新聞作りにも挑戦した。
同サイトは、地域ニュースを中心に平日3本の記事を配信。過去5年間の地域ニュースを検索でき、簡単な操作で新聞が作れる「クミハン」機能も利用できる。
本紙読者センターの担当者が、新聞記事を書く際に必要となる「5W1H」や「逆三角形」の基本的な記事構成を説明。続けて、クミハン機能を使った新聞作りに挑戦し、児童らはタブレット端末を手に、高齢者疑似体験や点字、介助犬を題材に写真を選んで組み込むと、記事や見出しを入力していった。
岡坂美波さん(10)は「文章を考えるのは難しかったけれど、いろいろな機能を試すことができた」と話した。(中江真司)