打撃や守備のこつ学ぶ 児童らニッセイ野球教室

 社会人野球の名門・日本生命野球部による「ニッセイ野球教室」が18日、倉吉市営体育センターで開かれた。鳥取県内の少年野球チームに所属する小学生約80人が参加し、トップレベルの技術や心構えなどを習得した。

 野球教室は、スポーツ振興と児童の健全育成を目的に全国の各支社と協力して開催。倉吉会場は鳥取支社の主催で、池上颯内野手や松本渉外野手ら選手とコーチ計7人が子どもたちを指導した。

 守備練習はポジション別に実施。内野手は打球を捕るときの姿勢やグラブの位置などを教わった後、高いバウンドや速い打球などのノックを受け、グラブの使い方を実践した。

 打撃練習では、「しっかりバットを振ること」「体の軸を意識すること」などと助言をもらい、トス打撃に挑戦。子どもたちは思い切りのいいスイングで、打球を遠くに飛ばしていた。

 成実・五千石・尚徳スポーツ少年団で投手をしている黒田拓弥さん(10)=尚徳小5年=は「速い球の投げ方やリリースの仕方を教わった。練習で試したい」とうれしそうに話した。

(岡野耕次)

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