鳥取県ゆかりの一流選手がスポーツの楽しさや努力することの大切さを子どもたちに伝える「県トップアスリート派遣事業」が25日、岩美町浦富の町民体育館であった。長年にわたり新体操やダンスに取り組む山中歩里さん(38)=鳥取市=が、パフォーマンスすることの楽しさを伝授した。
山中さんは、鳥取西高新体操部で3年連続インターハイに出場し、中国高校選手権の個人戦でも優勝した。新体操1種審判資格を持ち、スポーツリズムトレーニングディフューザーとしても活躍する。
参加者は、股関節を柔らかくする運動や、音楽のリズムに合わせてテンポ良く体を動かすリズムトレーニング法を学んだ。山中さんは終始笑顔で「リズムの引き出しを多く持って」「生活にリズムを取り入れて」などと呼びかけた。
岩美西小5年の青木美咲都さん(11)は「最初は難しかったけど、楽しかったのでまた挑戦したい」と笑顔で話した。