鳥取和牛の魅力を首都圏で発信しようと、鳥取県は21日、都内でメディア関係者向けの試食会を開いた。テレビや雑誌の記者らが鳥取和牛の味を堪能した。
鳥取和牛のおいしさを知ってもらい、あらゆる媒体で取り上げてもらおうと、県が毎年開いている。今回は東京・丸の内にある高級フランス料理店「サンス・エ・サヴール」で実施。約40人を招待した。
同店の鈴木孝徳料理長が、和牛だけでなく松葉ガニや猛者エビ、大山ブロッコリーなどの特産品を使ったコースを考案した。
試食会には平井伸治知事も駆け付け、最高級ブランド肉「鳥取和牛オレイン55」のヒレ肉を使ったローストに舌鼓。「ヒレ肉なので料理の腕にヒレイ(比例)しておいしくなる」と語り、出席者の笑いを誘った。
同店に加え、フィリップ・ミル東京(六本木)▽オーベルジュ・ド・リルトーキョー(同)▽ラ・フェットひらまつ(大阪・中之島)-の計4店舗で2月1~14日、県産食材の特製メニューを提供する。