倉吉青年会議所(JC)の新年祝賀会が28日、倉吉市山根の倉吉シティホテルで開かれ、スローガン「合縁機縁~人との出会いが機会を生む~」を掲げた朝倉新二郎理事長は「成長とビジネスを生む機会を得て大きな力を発揮し、理想を達成していこう」と決意を示した。
同市出身の第53代横綱琴桜を顕彰し、子どもの健全な成長につなげる「桜ずもう」を主管する同JC。今年は4月27日に同市営相撲広場で開催し、松林安美実行委員長は「より地域に開かれ、ひと味違う桜ずもうにする」とアピールした。
鳥取県立美術館(同市駄経寺町2丁目)の開館に伴う周辺地域の美化運動、湯梨浜町での食育事業、人口減対策を踏まえた婚活事業にも力を入れる。
来賓の広田一恭市長が「桜ずもうは“相撲のまち倉吉”の活力。次代の経済界を担う皆さんと一緒にまちづくりに取り組む」とあいさつし、木本美喜県中部総合事務所長が地域を盛り上げる動きに期待した。